訴訟の会発足以前の活動の記録

 

訴訟の会発足以前は、「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」が、沖縄高江への愛知県警機動隊派遣問題の情報開示請求、住民監査請求を進めてきました。この時期の活動をご紹介します。

 


2017年5月19日 監査委員会へ実質審理を求めるハガキ運動に取り組む

6月5日から監査委員会で審理がはじまりました。先行する他県では、実質審理されないままに却下されるところもあり、愛知県では監査委員5人(識見委員3人、議選委員2人)に対し、実質的で公正な審理をもとめる要請ハガキを提出することにしました。

 

時間が限られているため、官製ハガキに宛名と要請文を印刷したものを150枚用意し、監査請求書の冒頭に名前を出している請求人が中心となって分担し、手渡しで周囲の人に配布しました。

 

監査結果の出された6月27日の時点で、委員会には81枚のハガキが届いていたとのことですが、はがきに託された思いは届かず、結果は、愛知県でも実質審理をせずに却下となりました。



2017年5月15日 住民監査請求提出

5月15日(月)、高江の機動隊派遣についての住民監査請求(愛知県職員措置請求)、無事受理され記者会見を行いました。
請求人募集などのご協力、また請求人になっていただきありがとうございました。

請求人は、921名、代理人32名です。

監査委員への提出時に、CBC、東海テレビ、中京テレビが取材をしてくれました。
記者会見も、新聞・テレビ各社が出席しました。

申し立てのポイントは、高江への機動隊派遣に対しての公金支出の違法性を問うとともに、今後起こりえるであろう、辺野古新基地建設への機動隊の派遣をしないように「勧告」をすること、の2点です。
全国の住民監査請求の最後ということもあり、申立書は全面展開です。

(報告:山本みはぎ)


2017年1月21日 北上田毅さんを迎えた学習会を開催

やっぱりダメ!愛知県警察の高江派遣
高江・辺野古の現状を聞き、住民監査請求を拡げましょう

1月21日、名古屋市中区の東別院会館で「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動」実行委員会主催による学習会が行われました。

沖縄から平和市民連絡会の北上田毅さんを講演者に迎え、主催者代表の中谷雄二弁護士、住民監査請求代理人の大脇雅子弁護士も挨拶と報告を行いました。
会場では「高江~森を破壊する杜撰な工事」のパネル展示も行われました。

当日の動画と報告が、以下で公開されていますので、ぜひご覧ください。

 

■動画:「高江・辺野古の現状」(1:13:02)
https://youtu.be/tI6iBMA-_NI

■動画:「機動隊高江派遣の住民監査請求について」(37:21)
https://youtu.be/aEzw5_GL8Og 

■報告:2017年1月21日「やっぱりダメ!愛知県警の高江派遣」を開催しました。http://stopabenk.exblog.jp/25227572/


2016年12月22日 住民監査請求請求人の募集開始

愛知県警機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求の請求人募集開始

 

以下の「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動」ブログに、当時の請求人募集呼び掛け文が掲載されています。


■住民監査請求人になって下さい! (2016.12.27)
http://stopabenk.exblog.jp/25103703/


2016年10月6日 愛知県議会警察委員会で口頭意見陳述

 

10月6日、愛知県議会警察委員会の冒頭で「沖縄東村・高江への機動隊派遣」に関する3分間の口頭意見陳述を行いました。 ☞ 警察委員会会議録 名簿

 


2016年9月26日 愛知県議会警察委員会へ陳情書提出

9月26日、愛知県議会議長宛てに、「沖縄東村・高江への機動隊派遣に関する陳情書」を提出しました。(文書の日付は9月27日付)

 

「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」で愛知県警機動隊の沖縄高江への派遣中止の申し入れを行う中で、県議会への働きかけも追究していましたが、今回は時間的な問題で「あいち沖縄会議 具志堅(服部)邦子」の名前で文書を出しました。

 

同時に、県議会警察委員会での意見陳述の申し込み手続きも行いました。

 

☞ 「陳述書」はこちら

☞ 同時に提出された「参考資料」はこちら

 


2016年9月6日 愛知県警へ機動隊派遣中止を申し入れ

申し入れ文書をもって愛知県警へ

 

対応した警備部実施1係は警備の配置手続きをする部署とのこと。

警備部実施1係の鈴木氏、柴田氏が対応

案の定、「3名と約束した。5名はダメ」と繰り返す。

そこで、結構もめまして(15分以上) 県警「3人であれば何度来てもらってもいい」との回答

結局3人に絞り、で申し入れ文書をもって入る。15分の対応。

 

のこったメンバーは、警察署前の通りで高江で機動隊が市民に暴力を振るっている写真等を掲げて待機。

申し入れ場所は、きちんとした会議室ではなく、広いロビーの一角でいすと机あるところで対応。

5名でも十分入れるロビー(20名でも可能)

 

最初は、県警は「申し入れ書は、お話を聞いてから・・・」といっていたが、申し入れ書に書いてあることがすべてだと訴えて申し入れ書をうけとった。

申し入れのときに、高江の弾圧している写真を机の上において申し入れ。

「3人まで」と言っていたが玄関で市民の様子を監視していた警察官(?)が、「次に入りますか」と残ったメンバーに声をかけ、第二陣(3人)が要請に入った。

 

申し入れの内容をまとめると

 

・何人の愛知県警が沖縄に行っているのか、期間についても警備上の理由でいえない。

・愛知県警の車両がいっているのは、テレビなどで皆さんご存じだと思う。

・(87才の老人が愛知県警に5針もぬうけがをさせられたのを知っているのか)→報告は受けていない。知らない。

・(ヘリパットに反対している市民への暴力的排除は正当な業務と考えるのか?→現場での混乱をさけるために交通の円滑化をはかるために業務を適切に遂行している

・(鹿児島県警は撤退したときいたが)→知らない。

・(マスコミ記者の排除、市民の首を絞める等の数々の事実を示す)→87才の老人のことは、事実を確認してみる。

・第二陣の申し入れは、高江支援で愛知県警が妨害してトイレにも行けなかったこと、現地の写真などをみせた

 

きちんと訴えに耳をかたむけてほしい。ひとり一人の機動隊員の品位にかかわる。そのような機動隊でいいのか。なども申し入れ。

「事実を確認する」といったことについては、後日、回答をもらうことになった。

また、アポをとれば、3人までならいつでも対応するという約束をとりつけた。

(報告:山本みはぎ)

 

☞ 「申し入れ書」はこちら

 

なお、当日の様子は「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」のブログでも紹介されています。

翌日の中日新聞でも報道されました。

 

■9月6日愛知県警察本部に沖縄県・高江への機動隊派遣中止の申し入れを行いました。

http://stopabenk.exblog.jp/24645389/